N-04 配線図 
配線図(砂川七番以西)
配線図(砂川七番以西)
配線図(砂川七番以東)
配線図(砂川七番以東)

 まず各路線の分岐点について見ると、ひよどり山以外は全て立体交差となっているのでダイヤを組む際は当駅以外は特に障害はない。ひよどり山に関してもほかの分岐点ほど列車の本数はないので大きな障害にはならない。

 

 次に退避駅の数及び位置であるが、全34駅中7駅(起終点駅を除く)は緩急接続が可能、4駅が退避(緩急接続はできず通過待ちのみの駅.複々線区間を含む)可能駅である。合わせて11駅である。 数としては決して十分ではないが、ダイヤの組み方によっては大きな障害にはならないだろう。しかし退避できる駅が砂川七番前後に集中している。特に中央新線の善平橋、小金井公園、西東京市、武蔵野4駅連続退避駅がない区間は、恩方線及び中野線からの直通列車で多くの本数を通さざるを得ない。そのため4駅連続退避駅なしというのは高速運転の大きな障害となるだろう。

 

 最後に注目するのは新宿駅の構造である。西東京アクセス線として使えるのは中央の2線部分のみである。圏央線直通以外の列車は留置線に入線して折り返すため、ここで乗客を全員降ろさなければならない。よって一列車が停車する時間が長くなるので、一時間当たりに入線できる列車の本数が限られてくるだろう。(居眠り客をのせたまま、留置線に入ってもいいなら別だが…)